- 所在地
- 東京都中野区本町6-38-1
- アクセス
-
・東京メトロ丸ノ内線「東高円寺駅」より徒歩5分
・JR中央線・東京メトロ東西線「中野駅」より徒歩15分
・京王バス(渋63・宿45・中71)「杉山公園」または「鍋屋横町」バス停より徒歩7分
・関東バス(中35・中36)「 東高円寺駅」バス停より徒歩6分
・都バス(宿91・王78)「中野天神前」バス停より徒歩3分
- 法人名
- 学校法人新渡戸文化学園
- 創立者
- 森本 厚吉
- 理事長
- 豊川 圭一
- 校長
- 朝倉 寿夫
- 法人創立年度
- 1927(昭和2)年
- 小学校設立年度
- 1948(昭和23)年
- 宗教教育
- なし
教育方針
新渡戸文化小学校の始まり
新渡戸文化学園の前身である「女子経済専門学校」は、日本の女性文化の向上を願い、「文化生活」運動を提唱、実践した北海道帝国大学教授 森本厚吉博士によって創立された。
森本博士は、自分の恩師であり、若い頃から「太平洋の架け橋」となることを生涯の目標とし、国際連盟事務局長などの要職を通じて日本と諸外国との関係の調整に一生を捧げた新渡戸稲造博士を初代校長に迎えた。
新渡戸稲造の理念
日本の精神を英語で紹介した「武士道」の著者として知られ、五千円札の肖像にもなった新渡戸稲造博士は、女性の教育にも注力していた。
国際人として、農学者として、教育者として活躍した新渡戸博士は、女子経済専門学校(通称:経専)の校長に就任した際、以下の言葉を残している。
「尊い人の魂を自由に伸ばさせるには、愛の教育を基調とせねばならぬ。経専は親心をもって教える教師による愛の学校でなければならぬ。(中略)生徒をかわいがることによって、叱る以上の効果を上げねばならぬ」
さらに、教職員心得として「人の子を預る以上は『親心』を以てこれに対すること」、「学科を授くるに智育のみに偏せざるよう 思慮と判断力の養成に努むること」等とある。
新渡戸文化学園は、この言葉を受け継ぎ、一人ひとりの人格を尊重した愛の教育を実践している。
特色
小中一体教育
原則として、すべての児童が小学校から中学校へ進学できる。また、希望者は外部中学校も受験できる。そのため、受験に偏らず、かつ複数の選択肢を持ちながら、のびのびと個性を伸ばす、ゆとりのある小学校生活を送ることができる。
1~4年生は、心を耕し、種を蒔く時期として、基礎や基本を重視し、安心して楽しい学校生活を送ることを主題とする。5~7年生は芽が育ち、8~9年生で実を結ぶ時期として、心や身体を鍛えつつ、個々に応じた深い学びをしていく。
体験学習
2年生から始まる夏のキャンプ、丸沼高原スキー場での冬の教室、富士一周体験学習など多くの宿泊行事が催され、異学年との交流の場にもなっている。
4~6年生のキャンプは、テントでの「サバイバルキャンプ」、新潟のかやぶき屋根の家で農村生活を送る「じょんのびキャンプ」、白根山の豊かな自然の元で様々な体験をする「しらねキャンプ」から1つを選ぶ。
また、もちつきやふくわらいなど、日本の伝統文化の体験、田植えや稲刈りなどの農業体験、歩く会やすもう大会、音読発表会、音楽の会など学校行事も多彩。
心の教育
新渡戸稲造博士の人格主義による愛の教育を心の教育の中心に置き、週1回の月曜集会や日々の朝礼を通して倫理観・道徳観を育てている。
1~6年生を30のグループに分けた「縦割り生活班」があり、清掃やランチデーの給食、長縄大会やドッジボール大会を生活班で行う。
日本発の農学博士である新渡戸博士の教えを受け継ぎ、学園全体で食育に力を注いでいる。子ども園から高校まで完全給食制。学園内で調理した温かく、栄養バランスを整えた安全な給食を毎日提供している。
学校データ
- 児童総数
- 374名
- 1学年クラス数
- 2クラス
- 1クラス定員
- 30名
- 学期制度
- 3学期制
- クラス替え制度
- 始業時刻
- 8:20
- 1コマの授業時間
- 45分
- 専任教員数
- 7名
- 非常勤講師数
- 24名
- 制服
- あり
- 給食
- あり
- アフタースクール
- 学園全体でキャリアマザーを支援しており、アフタースクールがある。全学年で利用可能。年末年始以外休暇はなく、長期休暇、小学校代休時も平日は開校。週1回~週5日まで。最長19時。スポット利用可。保護者の就業状況に関わらず利用できる。テニス、サッカー、英会話など30種類以上のプログラムがあるが、すべて学園内で受講できる。
- 復学制度
- 施設・設備
- グラウンド(全面天然芝)、体育館、情報室(パソコン40台)等
- セキュリティ
- 登下校メール通知システム、緊急連絡システム等
- 系列校
- 新渡戸文化子ども園、新渡戸文化中学校、新渡戸文化高等学校、新渡戸文化短期大学
進学実績
小学校→中学校
原則として、すべての児童が新渡戸文化中学校へ進学できる小中一体教育をしている。希望者は、外部の中学校を受験・進学することができる。
中学校→高校
希望するコース(特進医療理系、特進文系、美術、クッキング、音楽、スポーツ)を選択し、併設の高校に進学することができる。
高校→大学
・新渡戸文化高校の合格実績(2017年度)
<私立>
青山学院、明治、日本、東洋、東邦、北里、芝浦工業、帝京、東京家政、西武文理(看) 、新渡戸文化短期大学 等
入試情報
2019年の入試情報
募集人数
男女合わせて約60名(内部推薦者・帰国子女枠を含む)
願書配布
6月9日(土)~11月7日(水)
日曜・祝日、10月27日(土)を除く。
出願期間
第1回:10月3日(水)~10月31日(水)
第2回:10月3日(水)~10月31日(水)、11月5日(月)~11月7日(水)
受験料:20,000円
入学試験
第1回:11月3日(土)
第2回:11月10日(土)
試験内容
児童:グループテスト、集団観察 他
保護者:親子(三者)面接(出願時に面接日時を決定。入試日以前に実施)
合格発表
第1回:11月3日(土)郵送
第2回:11月10日(土)郵送
入学手続き
第1回:11月5日(月)・6日(火)
第2回:11月12日(月)・13日(火)
通学区域の制限
なし
2018年の入試情報
募集人数
男女合わせて約60名(内部推薦者・帰国子女枠を含む)
願書配布
6月17日(土)~11月8日(水)
日曜・祝日、10月28日(土)を除く。
出願期間
第1回:10月3日(火)~10月31日(火)
第2回:10月3日(火)~10月31日(火)、11月6日(月)~11月8日(水)
受験料:20,000円
入学試験
第1回:11月3日(金・祝)
第2回:11月11日(土)
試験内容
児童:グループテスト、集団観察 等
保護者:親子(三者)面接
合格発表
第1回:11月3日(金・祝)郵送
第2回:11月11日(土)郵送
入学手続き
第1回:11月6日(月)・7日(火)
第2回:11月13日(月)・14日(火)
通学区域の制限
なし
学費
入学時納入金(2019年度予定)
入学金:350,000円
教育充実:150,000円
アフタースクール入会金:100,000円
合計:600,000円
※入学後、後援会入会金:2,000円
※入学生の保護者、または兄弟姉妹、祖父母が卒業生、在校生、在園生である場合は、入学金を20%軽減
※併設の中学校に進学する場合、入学金全額免除
※帰国子女は、お子さまの状況により別途帰国子女特別費(51,500円)が必要な場合あり
※入学後、寄附金の募集あり
学費等(2019年度予定、月額)
授業料:42,000円
教育充実費:10,000円
施設・冷暖房費:8,000円
後援会費:3,000円
給食費(税込):11,880円
合計(月額):74,880円
合計(年額):898,560円(※参考値:月額×12)
※教育活動費(積立金):半年ごとに24,000円